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2018年1月 6日 (土)

真に醗酵の藍染めの事

 藍染の誤解は様々。

・色落ち、色移りは心配ない。なぜなら、色移りしないから。そう云ったところで、大抵の藍染めが色移りする。
・染め液に「藍の華」と呼ばれる泡はあってはならない。そう云ったところで、大抵の藍の染め液には「藍の華」があるし、それが醗酵だと思っている。
・藍染は匂わない。そういったところで大抵の染め液が臭い。
・染め液は攪拌(混ぜること)してはいけない。そう云ったところで、大抵の藍染めは毎日攪拌する。
・石灰は使わない。そう云ったところで、大抵は石灰を使う。
・藍建て(藍染めの染め液を作ること)に、ふすま(小麦の皮)も日本酒も石灰も使わない。と云ったところで、「灰汁醗酵建て」という建て方はそのすべてを使う。
・pH調整は必要ない。そう云ったところで、大抵はpH調整をする。
 
 まだまだあるけれど、毎日攪拌したり、pH調整をしたり、臭かったり、藍の華があったりするのは、何かを使って還元させて染め液を作っているから。醗酵ではないということ(醗酵の場合もある。その場合は勘違いでやり方が間違っている)。

 「攪拌してはいけないよ」と私が言って、その通りにしても染めが続けられるのは、醗酵の藍染めだから。石灰を使わない藍染めだから。 
 
 
20171128130145昨年の11月、手入れをした藍甕の様子。
藍の華はありません。
右が昨年の3月に建てた甕。左は5月。
ともに現役で、今年もガンガン染まっています。


 先日九州から入らした藍染をなさっているご夫妻は、攪拌してくれる人を一所懸命探して、攪拌を頼んでから栃木の私の所に来た。
 私の話を聞いて、染め液の匂いを嗅いで、藍染を見て、染め液のすくもの状態を見て、自分のしている藍染(いわゆる「天然灰汁醗酵建て」)と全く違うことに気が付いた。
 
 直ぐに攪拌を止めることにしたらしいけれど、それでも染められれば、その染め液は醗酵しているという事。

 そして、真に醗酵の藍染は楽です。
 
 朝起きたら藍甕の蓋を開け、何もせずにすぐに染められる。
 染めた後は、蓋をするだけ。
 長い旅に出て帰ってきたら、またふたを開けて染めればよい。
 染まらなければ、醗酵を促して染められるようにすれば、また元に戻る。
 
 「また元に戻る」という方法はどうすのか?という問題はある。前提は、真に醗酵で藍建てすること。だから、元に戻ることが出来る(還元の場合は、毎日毎回、還元させてやらなければならない。だから、pH調整して毎日攪拌する必要がある)。
 
 そのすべてを、藍建て講習会でお伝えしています。

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