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2018年2月 4日 (日)

基本と伝統

 昨日は、藍染めの基本のさわりを染めながら語り、伝えました。「基本」というのは、過去何千年にもわたって藍染めに関わってきた人々の知恵。これを継承し、伝えるのが伝統。
 
 それが基本というものだれど、伝統の藍染めを受け継いできている人たちにとっては、当たり前のことでもある。それが、受け継がれていない。そう実感させられた一日でした。
 
 職人仕事に答えはない。そう知ると、答えを求める。いや、求め続ける。真に伝統に携わっている人たちとの対話が、それを助けてくれる。少なくとも私は、教えてもらって来た。
 
 その為には、相手を受け入れる素直で広い心が必要なんだとつくづく思う。心を狭くして扉を閉じた人には、人間の培ってきた知恵は入ってこない。そこには知恵の継承もなく、伝統もない。
 
 古事記を読み解いた本居宣長に、師ともいえる賀茂真淵は「まづひきゝところより、よくかためおきてこそ、たかきところにはのぼるべきわざなれ」とアドバイスした。つまり、「低いところ(基本)を固めてからこそ高いところにのぼれるのだ」と。
 
 高いところにのぼるには、基本を固めなければならない。基本のできていない人、知らない人は、高い所にのぼれない。
 そういう人に教わった人たちもまた、高い所にのぼることは出来ない。
 
 
動画は、昨年の3月に建てた染め液に沈んでいる“すくも”の姿。12ヶ月目に入ったが石灰を使っていないから白みはなく、柔らかい。2月3日現在も現役でよく染まる。これが、当たり前の姿。そして、「藍の華」は無い。これも同じ。

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