冬の藍建て講習会終了
冬の藍建て講習会が終了しました。皆さん、名残惜しそうにお帰りになった。藍甕4本建てて2本建ちましたが、こんなものでしょう。
藍師もお訪ねしたけれど、勉強になったようです。
最終日には「漢方農法」の星野先生がおいで下さり、農業の話、土づくり、水などのお話を語ってくださった。星野先生の土づくりと、私の藍建ての基本的な考えは同じです。
つまり、土を人間と同じと見ること。そうすると、農薬も化成肥料も石灰も未熟な堆肥も使えません。藍の染め液も人間と同じと見れば、石灰も苛性ソーダも還元剤も使えません。
藍師もお訪ねしたけれど、勉強になったようです。
最終日には「漢方農法」の星野先生がおいで下さり、農業の話、土づくり、水などのお話を語ってくださった。星野先生の土づくりと、私の藍建ての基本的な考えは同じです。
つまり、土を人間と同じと見ること。そうすると、農薬も化成肥料も石灰も未熟な堆肥も使えません。藍の染め液も人間と同じと見れば、石灰も苛性ソーダも還元剤も使えません。
講習会は、基本を習うところ。皆さんは、帰ってから経験を積んで一人前になって行く。
基本とは、技術的な事だけではありません。何故それを行うのかという事を理解することが大切で、その為には、ものを心で見て感じ、行うことが大切だと、一週間言い続けていました。染め液を、人間と同じと見ることもそうです。
「何故?」と考えること。それが基本だとお話ししました。
何故すくもを使うのか、灰汁を使うのか、貝灰を使うのか、精練をするのか、染物の入れ方、出し方、洗い方、干し方も何故そうするのかを考えること。
そして最後に、何故藍染めをするのかを考えること。
古事記とそれを読み解いた本居宣長を例に出して色々お話ししましたが、身になることを祈っています。
何故すくもを使うのか、灰汁を使うのか、貝灰を使うのか、精練をするのか、染物の入れ方、出し方、洗い方、干し方も何故そうするのかを考えること。
そして最後に、何故藍染めをするのかを考えること。
古事記とそれを読み解いた本居宣長を例に出して色々お話ししましたが、身になることを祈っています。
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