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2018年8月 3日 (金)

天職

 《天職という言葉がある。若し天という言葉を、自分の職業に対していよいよ深まって行く意識的な愛着の極限概念と解するなら、これは正しい立派な言葉であります。今日天職という様な言葉がもはや陳腐に聞こえるのは、今日では様々な事情から、人が自分の一切の喜びや悲しみを託して悔いぬ職業を身附けることが大変困難になったので、多くの人が職業のなかに人間の目的を発見する事を諦めて了ったからです。これは悲しむべき事であります。》小林秀雄 昭和24年10月「私の人生観」
 
 私の生まれる前の年の小林秀雄の講演の中の言葉だけれど、この頃から「人が自分の一切の喜びや悲しみを託して悔いぬ職業を身附けることが大変困難」になっていたとすれば、やはり悲しむべき事。これは、今に続く戦後問題だろう。
  
 小林秀雄は「職業を探求していると、職業の秘密が現れてくる。それは公開したくないというものではなく、公開が不可能なもの、人には通じようもないもの」と語っています。小林はそれを「あらゆる専門家の特権」と言い、「生きる流儀の感得」だと語る。その上で「天職」を語った。
  
 昨日、お客様に話したことだが、藍染めについて沢山語ったけれど、こういうこともあるのだとご承知おきください、ということだったんだろうと思う。

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