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2018年11月23日 (金)

藍染と天然

 昨日入らした染め師と名刺交換の際、「一応、天然の藍染めをしています」とその方はおっしゃった。よせばいいのに「私は天然という言葉は使いません」と私は言った。何故使わないか。

 ある著名な藍染めの工房は、苛性ソーダと石灰で醗酵させて染め液を作っています。維持管理には還元剤(ハイドロサルファイト)も使うし、色が無くなれば合成藍を足している。これは、周知の事実です。そして「天然藍染め」と称し、某県の伝統工芸にも指定されている。

 その周辺には、本藍染と称している人たちも居て、彼らは石灰を使うにしても、灰汁を使って藍を建てている(私には醗酵ではないとわかるけれど)。彼らは自分たちを本物と思うから、その某著名な工房の藍を、「あれは割建て(合成藍を使う染め)だ」と陰で非難しています。

 非難の声は、その工房の染師にも聞こえている。やましさは感じるにしても、なす術はない。他に方法も知りませんから。そして「石炭も天然だ」と開き直る。
 
 その染め師は間違ったことを言っているわけではない。確かに石炭も天然です。だから、私は「天然」という言葉を使いません。

 もう一つ使わない理由がある。天然であることなど言わずもがなだからです。当たり前の事。

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