フォト

紺邑のホームページ

  • 紺邑のホームページ
    職人の手づくりのホームページです。 紺邑について、藍染めについての情報は、こちらをご覧ください。

ネットショップ

  • G.i-Japan
    藍染を始める方。藍染をなさりたい方もお訪ねください。藍に関する資材とノウハウを提供します。 藍染の製品もあります。 その他にも、沢山そろえて行きます。

他のアカウント

« 近況雑感 | トップページ | 春の藍建て講習会始まる。 »

2019年4月25日 (木)

藍の染め液の維持管理方法

 藍の染め液の維持管理方法の基本は、放って置くこと。染めたら蓋をして寝かせる。次の日、蓋を開けて染める。これだけ。勿論、毎日染められる。

 何故か?と言えば、本来の藍染の染め液は、醗酵して微生物が無酸素状態の染め液中に生きていて、彼らは空気を嫌う嫌気性菌だからです。攪拌して空気を入れると痛む。だから放って置いてあげる。それが微生物にとって一番良いから、基本は放って置くことです。
 しかし、攪拌しなければならない時もある。それは以前書いた通りです。

 攪拌の仕方は、染め液中に空気をなるべく入れないように、優しく丁寧に攪拌します。理由はおわかりでしょうが、ですから、染め液の表面に「藍の華」というものは現れませんし、本来はあってはいけないのです。

 毎日攪拌する染め師もいることは存じ上げていますが、その理由も書いた通りで、攪拌して藍の色を出しているわけです。それは、微生物の力ではなく、結果的に何かの還元力で色を出している。それは化学的なものとは限らないという事も、書いた通りです。

 一日おきに染める染め師もいるようですが、それも、色が出て来るのを待つからか、攪拌して痛めた染め液の回復を待っているのでしょう。本来の藍染めは、毎日染められます。

 攪拌を頻繁にすること。一日置きに染めなければならないこと。この二つのことで、その染め液の性質が分かります。

(次回は、藍染の「色落ち」と「色移り」について書いてみようと思います。)
 
Dsc_0001    
※写真は蓋を開けた直後の染め液の様子。膜は張っていますが、藍の華はありません。

« 近況雑感 | トップページ | 春の藍建て講習会始まる。 »

藍染め」カテゴリの記事

コメント

私の大阪の弟子が、「先生もそろそろ危ないらしいから行っておいた方が良いと云われた」と私の講習生になった。どうも、西ではそんな噂があるようだけれど、中らずと雖も遠からず。そんなことで、少し遠慮を外して書いております。いつ書けなくなるかわかりませんのでね。本当です(笑)

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 近況雑感 | トップページ | 春の藍建て講習会始まる。 »