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2019年10月 2日 (水)

染めと歴史 吉岡幸雄氏のことなど

 染色家の吉岡幸雄さんがお亡くなりになったそうな。享年73歳。昭和21年生まれというから、私と同世代だった。

 吉岡さんについて語るべきことを私は何も持たないけれど、なんとなく共感を持っていた。それは、染に対する姿勢や歴史に対してだと、漠然と思っていたけれど、

 《挑戦しているんですよ、昔の人に。今なんだから出来なくはないだろうと思っているけれど、出来ないんだよね。》

 こういう語りを聴くと、「そうだそうだ」と小さく頷く自分がいる。我々は歴史を振り返ているのだと、小さな藍染の世界だけれど、口を酸っぱくして私は述べてきているからだ。

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 「今」の植物由来の染色の世界は、媒染剤なるものを発明した人がいて、簡単に便利に誰でもが出来るようになった。原材料が植物だから、それを自然や伝統と思い込んでいる節もあるが、そういう染には歴史が無い。挑戦すべき昔の人もいない。

 父上の吉岡常雄さんのことを書いた、白洲正子さんの「お水取りの椿」という随筆を読んだばかり。知識のない私は、常雄氏と幸雄氏を混同していたけれど、親子のこういった継続もまた、歴史。

 心よりお悔やみ申し上げる。合掌

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