『92歳の現役保育士が伝えたい親子で幸せになる子育て』
大川繁子さんが『92歳の現役保育士が伝えたい親子で幸せになる子育て』(実務教育出版)を出版なさった。先に書いたように、Yahooニュースでも紹介されていたけれど、増刷が決まったらしい。めでたいことだ。
今日は小俣幼児生活団の大川眞園長と繁子さんが遊びに来て下さり、著書もサイン入りで頂戴してしまった。
繁子さんの苦労話を少ししたけれど、このご本にも、少しその経緯をお書きになっている。それにしても、東京女子大の数学科とは驚いた。そして、ピアノも達者にお弾きになる。御主人(もちろんよく知っている)は良いお嫁さんを射止めたものだ。
繁子さんは、《子どもは、親に否定された自分の能力を好きにはなれないものね。》と語る。
覚えがあるなあ。私の人生の中で最大に傷ついたのは、母からの一言だった。母に何かあって機嫌が悪く、私に当たったのだろうが、今なお、それに傷ついている私が居る。そんなお話しもしました。
「人間は死に方」と、意見が私と一致。「そりゃ、若い頃苦労したけれど、今が一番良い。今良いのも、若い時の苦労があってのことだから」とおっしゃる。一言一言が染み入る。
このご本も、そう言った至言の数々が散らばっているのだろう。取材が後を絶たないようだ。
小俣幼児生活団は、業界ではその名を知られているけれど、それも眞園長あっての事。それも、ちゃんとご本に書かれている。
是非、ご一読あれ。先人の知恵は学ぶべきだと、自らを振り返ってつくづく思う。子育ても然り。
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