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2020年6月20日 (土)

常識

 SNSは、正しい情報も誤った情報も、どちらも勝手に流す事が出来る。では、情報が正しいか正しくないかを判断するにはどうしたらいいのだろうか?と、ふと考えることがある。それは多分、常識からものを見る目が必要なんだろうと思う。この場合の常識とは、本来の意味の常識のこと。それさえ言葉の混乱があって、「私の常識」だの「常識を覆す」などと云われる。「私」という個人的な事や、覆されるようなものじゃないから「常識」というはずなのだが。

 染めの世界に、椿の灰伝説がある。ある染色家が「椿の葉っぱの部分の灰が一番良い」と書いている。これを見て直ぐに分かるのは、この人は木を燃やしたことも無く、灰を扱った事も無いなという事。それは、木を燃やして灰を作れば直ぐに分かる。木の葉から染に使う灰なんて取れやしません。これが常識です。

Photo_20200620161102
植物染めに使う灰は、色を決める為。
藍染に使う灰は、醗
酵させるため。
用途は違うが、良い灰を作ることで良い灰
汁が取れる。
だから、灰汁の取り方はとても大切なのだ。

Photo_20200620161101これが一番灰汁。
空の雲が映る程に透明で美しい。
美しい灰汁から美しい染めが出来る。
だから灰汁の取り方を覚え
なければならないのだ。

 藍建ても藍染も同じで、醗酵させて建てていると、醗酵ではない藍建てが分かる。醗酵で建てた事のない人は、醗酵の藍建ては分からない。これも常識。

 しかし世の中には、分かってもいない事を分かっているように言う人が居る。そして、その言葉に惑わされる人も。それを「賢しら」と日本語で云うのだけれど、それも死語になりつつある。それは「キザ」と表現しても良いかもしれない。

 もっともらしいキザな言葉には要注意ですが、そういう事を言いたがる人がいて、それを真に受ける人が居て、そういう人やものが持て囃されるから困ったっものだ。たとえその人が人間国宝だとしても・・・。

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