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スポーツ

2014年7月 5日 (土)

サッカー観戦

日本橋三越でお仕事中は、寝不足にもなれませんし、割合真面目に暮らしておりました。

っということは、夜中と早朝のサッカーの試合は見ていないということで、そりゃー、日本代表は別ですが、早々に負けてしまったので、おかげさまと言っては何ですけれど、体調も悪くならずの十日間でした。

さて、その分、サッカーを見なかったための欲求不満にはなった。


何せ、サッカー観戦歴50年。

ペレがリアルタイム。

高校のクラス対抗サッカー大会では、センターフォワードで優勝と準優勝(*^^)v

家内との初デートが、日本サッカーリーグの三菱重工(現浦和レッズ)とヤンマー(現ガンバ大阪)の国立という筋金入りのサッカーファン。

ああだこうだと解説入りで観戦するものだから、次女なんて、録画して私が帰ってくるまで待っていて、一緒に見ていたものです。

「帰ったらサッカー三昧だぁ!」と宣言して、東京から帰ってきた。


昨日までは準決勝前の静けさだけれど、録画しておいた日本vsコロンビアをゆっくりと見たりなんだりして過ごし、今朝はついに、ドイツvsフランス、ブラジルvsコロンビアという、ものすごい試合を生で見る機会を得た。

さてさて、ドイツ戦は夜中の1時。ブラジルは早朝の5時から。

昼間忙しく働き、藍畑の追肥を少しして、昼寝をしてテレビ中継に備えました。

ドイツvsフランス戦はしっかり観戦。

最後のドイツのキーパー、ノイアーのセイブを見ただけでも幸せな試合でした。

ところがギッチョンチョン。この試合が終わったら眠くなっちゃった。

寄る年波には勝てませんし、無理も利かないことは身に染みていますから、録画して就寝。


7時に起きて、新聞もネットも何も情報を見ないようにしておもむろに録画を再生!

必死のブラジルが勝ちましたが、昔のブラジルのサッカーのようなこの試合にも満足。

うれしい日々が続きます。

2012年7月29日 (日)

「みっともない」

普段、柔道の試合を見ることはありませんが、見てこなかった訳じゃない。もう還暦を過ぎてますからね。

今度のオリンピックで久々に見ると、「みっともない」という印象ばかり。

それは、試合している選手の姿も、試合運びも、審判の態度も、全て「みっともない」。

 
「みっともない」という言葉は、中世の「見たくもなし」が「見たうもなし」→「見とうもない」→「見ともない」と変化して「みっともない」となったそうで、つまりは「見たくない」ということ。転じて「見たくもないほど見苦しい」という意味になった(語源由来辞典)。

ですから、今後は見ないことにします。

 
それにしても、柔道には「道」とあるけれど、今のオリンピック柔道の何所にそれがありましょうか。

勝って喜び、負けて悔しがり、相手を思いやる気持ちも礼も感じられない。

 
日本は、こんな柔道をするオリンピックから、撤退することを願うな。

2012年7月28日 (土)

オリンピック日本男子サッカー

オリンピックが始まっています。

開会式前に、サッカーが男女とも行われたけれど、双方勝ってめでたい。

特に男子サッカーは、ワールドユースで準優勝した黄金世代を思わせる強さだった。
 

あのときは、準決勝で小野伸二がスローインに時間が掛かったという詰まらぬ理由で二枚目のイエローカードを貰い、決勝のスペイン戦に出られず、優勝を持って行かれてしまった。その時のスペイン代表には、シャビもいた。

日本は、この黄金世代を活かせず活かさず今があり、スペインは世界を席巻している。

つくづく残念だけれど、そのスペイン戦が始まるやいなや、目を見張ったのは日本の強さ。あのスペインに堂々と立ち向かい、遜色ない戦いを始めたではないか。

レッドカードでスペイン選手が退場になったけれど、永井の速さがそうさせたもので、決して誤審でもラッキーでもない。

このチームに小野伸二のような絶対的なリーダーがいれば、優勝も夢ではない強さだと思って観戦していました。

 
それにしても、スペインのキーパーは凄い。

私が見てきた歴代のキーパーで、最高はゴードン・バンクスだけれど、それを思わせるくらいで、彼から一点を取っただけでも凄いことだ。このキーパーじゃなければ何点取っていただろうと思う。

カズがイタリアへ行って「キーパーが凄くてシュートが入らない」という印象を語っていたけれど、Jリーグの最大の欠点は、そのキーパーかもしれません。


1999年のワールドユース決勝に、小野伸二が出場していたらどうなっていただろうか。私は、スペインと良い勝負をしていたと信じています。

黄金世代を活かしていたら、日本のサッカーはすばらしい物になっていただろうと、残念でならない。

ジーコは、確かに日本のプロサッカー誕生の大功労者です。

しかし、彼と日本サッカー協会はまた、日本サッカーの質の向上を阻害した面もある。

日本のサッカーに対して、そんな感慨が私にはあったけれど、このチームはそれを払拭させるような勢いを感じさせてくれます。

1996年アトランタオリンピックでブラジルに勝った「マイアミの奇跡」は、確かに奇跡で、紛うことなくまぐれでしたが、今回のスペイン戦はしっかりした勝利です。


永井はマークされるでしょうが、彼をマークできる選手なんているのでしょうか。

その分、スペースが出来て日本のチャンスが増えるわけで、楽しみなオリンピックになりました。

選手に怪我がありませんように。

2010年7月12日 (月)

名古屋最終日 選挙にサッカー

夜中に目が覚めたら、午前4時。

そそくさとテレビのスイッチ入れ、サッカーの決勝戦を見ました。

 

双方に疲れが見えましたが、ワールドカップの決勝にふさわしい試合でしたね。

それにしても、スペインの選手のトラップは凄いな。

ボールが足にくっついているようだ。 

 

スペインの選手達は、特別育成選手達だそうですが、日本にも、彼らとワールドユース(U20)の決勝で戦った選手達が居た事を、日本人は忘れているらしい。
 

1999年のワールドユース日本代表は、イングランドにもポルトガルにもウルグアイにも勝ち、決勝でシャビのいるスペインに敗れはしたけれど、準優勝した。

これをもっと大切にしていれば、日本のサッカー界は変わっていただろうと、残念で仕方ない。
 

ワールドユースは、サッカー界では重要で、あのマラドーナの衝撃的なデビューは、1979年の日本で開催された大会だったし、1999年には、スペインのシャビもいたけれど、ブラジルのロナウジーニョもいたんです。

http://www.youtube.com/watch?v=9Plpl0PsrVk

http://www.youtube.com/watch?v=BmToBF-QzhU&NR=1

準決勝で、スローインが時間稼ぎと取られてイエローカードを出されたのが、このチームを引っ張っていた小野伸二。

お陰で決勝戦は出られなかった。

彼が決勝に出ていればと、今でも悔やまれるな。

それでも、本山とともに、大会ベストイレブンに選ばれています。

彼らの中で、今大会に出場しているのは、遠藤唯一人。

今回の日本代表と、現在の彼らが戦えば、当然、「彼ら」の方が今でも強いだろうな。

なにせ、昨年のJリーグ最優秀選手は小笠原だし、現在のJリーグ首位の清水を引っ張っているのは、小野伸二ですからね。レベルが違います。

  

選挙は、民主党が敗れましたね。

我が地元では、民主党の偉いさんが負けた。

これには、驚きました。

 

最終日は淡々と過ごしました。

常連がいらっしゃらなかったら、もっと悲惨な成績だったことでしょう。

 

林さんから天むすを頂いたので、フライドチキンと赤ワインで夕飯です。

 

2010年6月25日 (金)

日本代表勝利 憶測と推測

夕飯を食べてホテルに帰り、風呂に入って10時頃にさっさとベッドに入り、「3時過ぎには目が覚めるだろう」と、自分を信じて寝たら、3時40分に目が覚めた。

しめしめとテレビのスイッチを入れますと、本田がフリーキックを蹴るところ。

なんとゴ~~~ル!

 
姿勢を正してテレビを見ること1時間半。

日本代表勝利!

岡田監督、お見事でした。

 
チーム力の勝利だと、つくづく感じましたね。
 

 
さて、ワールドカップ前のこのチームは、どうしようもなかった。

点は取られるが、点は取れない。

だから連戦連敗。

どうするのだろうと思っていたら、岡田監督はしっかりと立て直してきた。

どうやったのだろうかと、憶測した人がいる。

 
曰く、「岡田監督は開き直ったのだ」と。

 
予選通過後、岡田監督は日本サッカー協会の方針(圧力)に悩まされ続けてきた。
それに従ったが為に、自分の思うようなサッカーが出来ない。
最後の最後に、進退伺いをしてまで、自分のサッカーをしようと思った。
それが、あの監督辞退騒動。
協会はあわてて、岡田監督の思うとおりのサッカーをようやく認めた。
そこから大胆な戦術とメンバー構成の変更が出来るようになった。

 
これが、憶測。

私は、なるほどと思ったな(笑)

 
因みに【憶測】とは、「想像に基づく、いいかげんな推測(新明解)」ですから、その辺のことはよろしく( ^ω^ )

ついでに【推測】とは、「〔今までに知っている知識(資料)を基にして〕物事の全体・将来などについて、多分こうであろうと考えること(新明解)」。

 
ん?どっちだろうなぁ??

2010年6月19日 (土)

サッカー

私たちの世代にとって、スポーツは多彩。

野球は長島、相撲は栃若と、前世代で低迷していたスポーツが、隆盛を迎えた。

その中でも地味だけれど、サッカーに夢中になったものです。

ブラジルにご存じペレが出て一世を風靡し、ポルトガルにはエウゼビオがいた。

 
そのエウゼビオに影響を受けた日本人プレーヤーが釜本。

メキシコオリンピックの得点王ですね。

 
私は50年くらいサッカーを見ているけれど、日本人選手で釜本ほどのフォワードを見たことがない。

まさしく、「釜本の前に釜本なく、釜本の後に釜本なし」ですね。
 

エウゼビオも釜本も、シュートが浮き上がることがなかった。

何故なら、身体の後ろでボールを蹴るからです。

残念ながら釜本は、肝炎を患い、そのために世界に出て行けなかった。

 
40才を超えた彼と、練習にしろ戦ったことのあるのが、我が業界の福島のカバン屋。

この男は、ガンバの稲本(現日本代表)を教えていた。

若い彼が釜本にぶち当たってゆくと、吹っ飛ばされたそうな。

 
早稲田からヤンマーに行った釜本には、明治から三菱重工に入った杉山という、ライバルでもありパートナーがいた。

私は杉山ファンだった。

 
当時のフォーメーションは、4-2-4。

センターフォワードは釜本。

杉山は左ウイング。

 
快足で、誰も追いつけない。

ドリブルの名手ですばらしいパッサーでもあった。

釜本は得点王だが、杉山はアシスト王。

 
当時南米のプロからオファーがあったが、時期尚早だったのか行かなかった。

そのギャランティは、当時6000万円とも言われた。

 
テレビでは、三菱ダイヤモンドサッカーという番組があって、世界のサッカーをリアルタイムで見ることも出来た。

だから、ジーコもベッケンバウアーもジョージ・ベストもクライフも誰も彼もリアルタイム。

 
何が言いたいかというと、ワールドカップ現日本代表のサッカーはつまらないということ。

 
この2試合とも、途中で寝てしまいました。

 
日本のサッカーは、釜本・杉山の時代の後、大低迷期を迎えます。

 
そんな時代の再来を予感させるサッカーを、現日本代表はしている。

選手に責任はありません。

誰にあるかって?

当然、日本サッカー協会ですね。

2008年8月17日 (日)

「金メダルよりも重要なものがある」

女子レスリング48キロ級伊調千春君は銀メダルだった。
その談話は、「歩んで来た道のりが金。レスリング人生最高だったからそれでいい」というもの。
すばらしい言葉ですね。

室伏広治が、アテネオリンピックで金メダルを取ったときの記者会見を想い出しましたので、ちょいとご紹介。

http://www.joc.or.jp/news/detail.html?id=706
□□□□
室伏広治選手はこの結果について 「精一杯努力し練習に耐えてきたことが、金メダルという形で残せて本当に嬉しく思っている。日本の、そして世界からの応援があってはじめて自分が闘えたと思っている。アテネ大会のメダルの裏に彫られた古代ギリシャ語の詩が印象に残っているので、ここで発表したい。
『真実の母オリンピアよ あなたの子供達が競技で勝利を勝ちえた時 永遠の栄誉(黄金)をあたえよ それを証明できるのは 真実の母オリンピア―古代詩人ピンダロス』

金メダルの期待は嬉しいが、金メダルよりも重要なものが他にもたくさんあるということ、この詩の中の「真実」という言葉が印象に残った。 どういう結果であろうと自分が一生懸命努力したことは確かなこと。今回の大会ではドーピングやジャッジに問題が起きたことがあった。本当の真実の中で試合が行われることが大切なことだと感じた。IOC、WADA、JOCの関係者の方々の努力に感謝している」とコメントした。
□□□□
金メダルは一つしかない。
だから、ほとんどの参加選手は敗者となる。
「本当の真実の中で試合が行われることが大切なことだと感じた」という言葉は重いな。
だからこそ、「どういう結果であろうと自分が一生懸命努力したことは確かなこと」という真実が大切なんですね。
私は、真実を見る目で、スポーツを見ているつもり。

この記事も面白い。

http://number.bunshun.jp/articles/-/12539
「室伏広治のゴールはメダルでも記録でもない」
□□□□
「僕は僕で、自分のことを、ベストを尽くす以外、何もないですから。オリンピック、面白い試合にしたいな、と思います。ええ」

(中略)そしてその時、最後に1枚の写真を見せたのである。

 それは、彼が講演などでしばしば言及している、紀元前5世紀、古代ギリシャの彫刻家ミュロンの有名な作品「Discobolos(円盤投)」の写真だった。

 「これが僕の最終目標です」と彼は言った。「僕はこうなりたいんです。これが理想なんです」

 室伏の近況を知るために集まった報道陣の前では、いささか場違いに思えるほどの、純粋なメッセージだった。

 ミュロンの彫刻の、どこにそれほど魅力があるのか。それは、記録や順位を追い求める欲望というものが、まったく感じられないことだと彼は言う。そのような投てきをすることこそ「最終目標」だと言うのである。
□□□□
これまた中身の濃い記事だと、私は思うな。

スポーツは確かに勝ち負けだけれど、結果だけではない。
経過も見てやりたい物だと感じております。